Tangible User Interface、略してTUI(チューイー)のセッションが終わりました。今週は、この数ヶ月のプロジェクトをまとめるドキュメンテーションの週です。
あっと言う間の4週間でしたが、コンセプトをカタチにしていくのがいかに難しいかを実感しました。その分、レーザーカッターに親しくなったり、ボールペンの驚くべき精巧な仕組みに触れたり(だから、どのペンも日本製ばかりなのかと納得)、つくる力もついたと思います。同時に個人的にもっと力をつけたい部分も見えてきました。
今回のテーマは、Tangible User Interfaceでした。Tangible の語源はラテン語の「触れることができる」です。デジタル全盛の時代にTangibleを意識する意義はどこにあるのでしょうか。
ひとつは、ビジネスチャンスという経済的意義があるようです。最後のプレゼン時に外部からゲストでやってきた専門家の方が、「デジタルからアナログという単純な流れではない。モバイル端末は飽和状態で、市場は次を求めている。これからは、モノにデジタルが入り込んでいく。アナログ的なタンジブルなインターフェースに戻るように思うかもしれないが、デジタルが融合していくことは避けられない流れだ。」というようなことを言っていました。
そして、もうひとつは文化的意義です。これも最後のコメントで、担当教官のVinayが「TUIはお金にならない。お金儲けしたければ、アプリを作った方がもっと簡単だ。でも、これから社会でデザインされるTUIがどんなインパクトを社会にもたらすのか、どんな文化をつくっていくのか。それはバンガローのプログラマーだけが考えることではなく、インタラクションデザイナーが真剣に考えなくてはならないテーマなんだ。」というようなことを力説していました。
大げさかもしれませんが、彼の言葉のなかに、少し未来のモノやインタラクションを考えながらプロトタイプしていくことの意義を感じました。
以下が、今回のプロジェクトの様子です。プロジェクト全体の紹介はこちら(他のプロジェクトは週末にかけてアップされる予定です)。
ひとつは、ビジネスチャンスという経済的意義があるようです。最後のプレゼン時に外部からゲストでやってきた専門家の方が、「デジタルからアナログという単純な流れではない。モバイル端末は飽和状態で、市場は次を求めている。これからは、モノにデジタルが入り込んでいく。アナログ的なタンジブルなインターフェースに戻るように思うかもしれないが、デジタルが融合していくことは避けられない流れだ。」というようなことを言っていました。
そして、もうひとつは文化的意義です。これも最後のコメントで、担当教官のVinayが「TUIはお金にならない。お金儲けしたければ、アプリを作った方がもっと簡単だ。でも、これから社会でデザインされるTUIがどんなインパクトを社会にもたらすのか、どんな文化をつくっていくのか。それはバンガローのプログラマーだけが考えることではなく、インタラクションデザイナーが真剣に考えなくてはならないテーマなんだ。」というようなことを力説していました。
大げさかもしれませんが、彼の言葉のなかに、少し未来のモノやインタラクションを考えながらプロトタイプしていくことの意義を感じました。
以下が、今回のプロジェクトの様子です。プロジェクト全体の紹介はこちら(他のプロジェクトは週末にかけてアップされる予定です)。
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