スキップしてメイン コンテンツに移動

ニューヨーク EYEBEAM でのレジデンシープログラム募集中

ニューヨークのArt + Technology Center のEYEBEAMでレジデンシーの募集があるそうです。募集は二種類あり、ひとつは、Open Call Residency "What is most important now?"(「今、一番重要なことは?」) 。もうひとつは、Public Knowledge Collaboratie Residency(「公共の知識」)。

先日、EYEBEAMのひとの話をきいたのですが、アーティストもテクノロジストもアカデミックもいて、ミュージアムとファブラボとワークショッップが混ざり合ったような超超領域的な場所のようです。

それぞれ締め切りは6月中。詳しくはウェブをご覧ください。

-- The general Eyebeam residency call has a deadline of June 14, only 10 days from now. We've changed the format a bit: "Eyebeam is throwing open its Residency program to a single line of inquiry: what is most important now? We are asking you -- the digital creators, hacker artists, creative technologists, instigating curators, researchers and cultural producers -- what are the developments that are most in need of support?".  

-- Eyebeam has also launched a collaborative residency program with Public Knowledge, a public interest advocacy organization in Washington, DC that seeks to ensure that copyright law and communications policy promote creativity, free speech, and democratic values. This is a really exciting chance for someone with the right skills and interests to make a big impact in the realm of art and public policy. The deadline for application is June 28.
Here's the link to our tweet today, for an easy re-tweet: https://twitter.com/eyebeamnyc/status/341912840657068033

コメント

このブログの人気の投稿

デンマークでインタラクションデザインを学ぶことに

こんにちは。新しいブログを立ち上げました。このブログでは、インタラクションデザインをテーマにした記事を書いていきます。 インタラクションデザインといっても、様々な領域が関わり、何がインタラクションデザインなのかということでも一苦労なのですが、まずは私がデンマークでインタラクションデザインを学びはじめたということで、インタラクションデザインな日々を綴っていきたいと思っています。 すでに、インタラクションデザインデイズという名のもとに、 Facebookページ と英語ブログ(英語の練習も兼ねて。まだ半公開状態。)を立ち上げたのですが、日本語のブログも立ち上げることにしました。もとはといえば、イリノイ大学での学びを共有していらっしゃる Design School留学記ブログ にインスパイア―されたのが発端といえば発端ですが、自分の学びの記録と共有、思考実験として有用に違いないだろうというのが大きな動機です。 ということで、まずは、この1月からお世話になっている Copenhagen Institute of Interaction Design 、通称CIIDについて、少し紹介します。 CIIDは名前の通り、インタラクションデザインをテーマにした機関なのですが、ふつうの大学とは少し少し違います。CIIDは、大きく分けて、コンサルタンシー、リサーチ、エデュケーションの3部門からなります。私がお世話になっているのがエデュケーション部門(中の人は、Interaction Design Program=IDPと呼んでいるよう)です。 Kolding School of Design という学校と提携することで学位もだせる仕組みになっているようです。 もともとは、イタリアにあった Interaction Design Institute Ivrea の関係者がデンマークで立ち上げた機関です。 といっても、4階建ての建物に3部門すべてが収まっている小さなコミュニティです。学校も年間で20名のみ。学校も専任のスタッフもいるけれど、多くは外部の講師や専門家がやってきてワークショップをするというもの。コンサルタンシーとリサーチのスタッフも少数精鋭と言う感じで、2~3か月もたてばみんな顔見知りになりそうです。 まだここで一週間過ごしただけですが、スタジオ的...

サービスデザイン思考の教科書:This is Service Design Thinking

去年の年始に読んだサービスデザインの教科書、This is Service Design Thinking。いまデンマークのいるきっかけのひとつでもあります。教科書として書かれたこともあって、深く知りたいニーズには向きませんが、イントロダクションとしては最適です。歴史的なこと、実践的なこと、学術的なことまで、バランスよく網羅されています。 翻訳の提案のために、下訳した目次の項目をせっかくなので公開します。一番難しかったのはタイトルのThis is Service Design Thinkingをどう訳すか。著者たちも本文のなかでわざわざ説明しているくらいのタイトルです。いきなりの難題です。私の訳は・・・、仕方なくこうなりました。 =====目次===== This is Service Design Thinking. Basic - Tools – Cases これがサービスデザイン思考です。 基礎・ツール・実践  出版社  john Wiley & Sons, Inc. / BIS Publishers, 2010年 著者  Marc Stickdorn, Jacob Schneider 【構成(目次)】 まえがき、本文全七章、付録、著者について、参考図書一覧、索引        【概要】 目次 イントロダクション まえがき   ・サービスデザイン思考の教科書をめざして   ・本書の構成 基礎、ツール、実践について デザインを超えたデザイン これまでとは違う教科書づくりの方法   ・動機(モチベーション)とインスピレーション   ・経験(エクスペリエンス)と期待(エクスペクテーション)   ・アイデアとコンセプト   ・少し変な書名について クラウドソーシング・マップ  〈サービスデザインに関する情報を提供しているリンク集を紹介〉 この本の使い方  ・青い付箋は基礎、緑の付箋は手法、黄色い付箋は実践 サービスデザインとは何か? 基礎 定義集:超領域的手法としてのサービスデザイン   ・サービスデザインの定義 学術編 ・サービスデザインの定義 エ...

読み物としてもすごく面白かった「コミュニティー・キャピタル論」

先週の出張の行き来の半分はうたた寝、もう半分はこれだった。自分的に面白がれるポイントがつまっていて、食い入るようにほぼ往復の移動だけで読みきってしまった。これを新書にした編集者、えらい!(元は分厚い学術書があるようだから、おそらく編集者の手柄という推測) コミュニティー・キャピタル論 近江商人、温州企業、トヨタ 、長期繁栄の秘密 (光文社新書)   面白かったポイントを3つほどにまとめてみる。 ポイントその1は、時と場所を超えているところ。三方よしで知られる近江商人の詳しい歴史、現代を生きる中国温州の企業、トヨタのサプライチェーン、と異なる時と地域の話が同じ仮説のもとに紐解かれる面白さ。しかも、歴史上の人物も実在する人も、多くは実名ででてくるので、人間くささがにおってくるよう。 ポイントその2は、よくある起業家の成功談みたいなのではなく、成功する組織、危機に強い組織は、どういうコミュニティ構造を持っているのかという問いをもとに語られているところだ。いっときたくさん本がでた、ネットワーク理論のおさらいをすることもできる。(余談だが、コミュニティの規模は異なるがMITの先生の研究が紹介された「ソーシャル物理学」と似たような結論がでてるのも面白い) ポイントその3は、書名に「長期繁栄」とあるところにつながる。つまり、うまくいった人、組織のことだけでなく、コミュニティの周縁というか、それほど活躍しない人についても時にスポットをあて、その人がコミュニティとどういう持ちつ持たれつの関係を築いているのか(持たれつの方が多いようですけど)というところも紹介されているところだ。親戚を頼りに海外に渡り、言葉もままならないのに、ネットワークに守られながらそれなりに生きていけているエピソードは、何か希望すら感じる。 そして、これらの考察や分析は、その他のいろんな人や組織に照らし合わせて考えることができるというオマケつきだ。ソーシャル・キャピタルよりは、狭いコミュニティ・キャピタルという仮説の設定も絶妙だと思うが、その仮説の精度よりも、こうして時と場所を超えた想像をぐるぐるとめぐらさせてくれるところが良い。広く読んでほしいという新書の形式なので、そういう方向で書いてあるのだろう。そして、それは私に対しては大成功してい...