スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

レーザーカッター

レーザーカッターの使い方を学びました。少人数で特別ワークショップということで、どんなに難しいのかと思っていたら、作業自体はそれほど難しくありません。 カットするには、ラストレーターでつくったファイルを読み込み、再生を押すだけ。 一番大事なのは、火を扱うので、火事をおこさないこと。煙を吸わないように、換気スイッチを入れ忘れないようにすることです。レーザーカッティング中に「やばいな」と思ったら、ふたを開けます。そうすればレーザーが緊急停止します。これが最重要事項だと思いました。 材質や厚みにそれなりに制限があるのですが、なんでも自由に精確にカットできるというのは可能性が広がります。段ボールの切れ端を使えば、コストもかからないですし。 さっそくつくった試作品は、厚みの計算が間違ってて失敗。。。 近々、モノを置く立体物をつくろうと目論み中です。

プロセッシングでお絵かき

Processingの教科書であるNature of Codeの表紙(写真はサイトから借用) いつもその世界に触れてみたいと思いながら、なかなか深く入っていくことのできなかった世界。 それは、コードの世界です。 今週からプログラミング入門ということで、Processingというソフトを使い始めています。ProcessingはMITメディアラボ生まれのたオープンソースのソフトです。誰でも使えます。ちょっと込み入ったお絵かきソフトといったところでしょうか。お絵かきソフトといえども、バカにできません。使いこなせれば、複雑なアニメーションやデータビジュアライゼーションが可能です。 私はまだまだカンタンなお絵かきにとどまっていますが、すでに手慣れたクラスメートは、複雑怪奇(に見える)コードで、立派なデータビジュアライゼーションを表現しています。コードが書けるとこんなこともできるのかということを目の当たりにしています。 プロセッシングのサイトはこちら。 Processing こちらは、Processingの生みの親のひとりでもある、Ben Flyのサイトです。 Ben Fly 描かれたスケッチが共有されているサイトもあります。 OpenProcessing 少しずつ学びながら、英語を学びはじめたことを思い出しました。かつての私は、英語のルールに納得がいかなくて、散々な目に遭いました。なんでDo he じゃだめなんだ。どうして、動詞の変形をいちいち覚えなくちゃいけないんだ。ということが理解できず、途方に暮れる日々でした。 あの頃よりは、少しは賢くなっているとはいえ、新しい言語を学ぶことに違いありません。これからもウェブ上にあるチュートリアルや周りのアドバンストな皆さんの助けも借りながら、この世界にもう少し深くはいっていこうと思います。 このプロセッシングを皮切りに、情報デザインや電子工作などのセッションが続きます。この1か月~2か月ぐらいは、かなり苦しみそうです。

ドキュメンタリー A Normal Life

DANISH DOCUMENTARYによる ドキュメンタリー映画『A Normal Life』 のプレミアにいってきました。ちょうど前日に学校のメーリングリストに、無料でみられるとの情報が入ったのです。 映画は、白血病のお子さんがいる家族のお話。完全ネタバレですが、入退院を繰り返し、移植し、うまくいったと思ったらまた病院にもどり、なんとかふつうの生活をとりもどすというあらすじです。 デンマークにいるのだから、デンマーク人がいくところに行こうと思いつつなかなかできていなかったので、今回は大きな第一歩です。土曜日の朝の試写会。映画館はまさにデンマーク人ばかり。ストロイエにはいってすぐの映画館は、レトロな感じで雰囲気がよく、奥でカップケーキとコーヒーとジュースが配られててアットホームな雰囲気でした。 こういうところに、デンマークってこじんまりとした国なんだなぁということを感じます。もちろん、良い意味で。 内容はもちろん良かったのですが、今回映画をみながら考えていたのは、映像の持つ力のことです。ポジティブな意味においても、ネガティブな意味においても、特にドキュメンタリーは映像をつくること自体が、撮影対象に影響を与えると思います。 映像に限らず、取材という行為でも、取材対象に少なからず影響を与えます。映像は切り取る行為にも主観が入りますし、対象は見られているということだけで意識が変わります。(ふだんしない化粧をするとか) カメラというと、どうしても傲慢なマスコミのイメージがついてまわり、こうしたカメラのネガティブな面が取り立てられることが多いですが、ぼくが映画を見ながら考えていたのは、カメラが入ることでポジティブな影響もあるんだろうなぁということです。 取材が入っていること。カメラを通して記録している人がいてくれること。それが、家族の助けにもなっていたりもしていたのかもしれないということです。(家族自身が撮影する場面も多くありました) ふつうの生活を取り戻した家族にとって、ドキュメンタリー映画を通して、その一部始終をふりかえることで、またそれぞれの現在や未来に影響を与える部分も大きいのだと思うのです。 今回の映画のなかでは、白血病を持つ女の子と同い年の双子の姉妹との対比が頻繁に描かれていました。おそらく、その元気な方の女の子にとって、自分...

People Centered Research:現場と作業場の往復運動

2週間のPeople Centered Researchのセッションが終わりました。「信頼」についてのブレーンストーミングからはじまり、インタビューや観察をしながら、アイデアをだし、練り、ブループリントやペルソナをつくり、最後にプレゼンという一連の流れを2~3名のグループですすめてきました。(2名は自分のチームのみ) 内容的には、これまでも経験あるものもあったのですが、2週間という期間内で、インタビューを経験し、現場にでて、手を動かして、フィードバックを得て、いくつかの手法をためしてみて、発表することができてしまう、というのが一番大きな発見だったかもしれません。あれこれ、文献を読みながら、そうかそうかとやっていくのも良いのですが、まずは現場にでてやってみる。やっぱり、それが一番なんだなと。 People Centered Research。自分にとっては、現場と作業場(教室)を行き来して、自分達のやっていること、考えていることを検証していく往復運動だととらえるようになりました。 現場の取材についても、ある程度なれていたと思っていましたが、アイデアを一緒につくるための取材(インタビュー)はなかなか新鮮でした。   インタビューというと、やっぱりインタビューされる側が主役なので、主役をたてるための仕掛けや姿勢が必要になります。しかし、アイデアづくりに協力してもらう、あるいは検証してもらうという目的となると、協力してくれる人たちとのコミュニケーションも微妙に変わってきます。ストーリーボードやイラストを見せながら、フィードバックをもらうというのも、思っていた以上に新しいアイデアの発見や気づいていなかった視点を意識するきっかけにもなります。   アイデアをつくる立場になると、どうしてもメタ的、鳥瞰的に考えてしまいがちです。しかし、現場での行動や協力者の声を意識的にひろうことによって、よりリアルな条件や制約や考え方にひきもどされます。(イノベーションを起こすには、リアリスティックになってしまってはいけないという意見もあるのだと思いますが)これが、結構よい刺激になります。   そして、具体的なアウトプットを出さなくてはならないので、細かいディティールを仲間と話し合いながら確認することが必要になってき...

サービスデザイン思考の教科書:This is Service Design Thinking

去年の年始に読んだサービスデザインの教科書、This is Service Design Thinking。いまデンマークのいるきっかけのひとつでもあります。教科書として書かれたこともあって、深く知りたいニーズには向きませんが、イントロダクションとしては最適です。歴史的なこと、実践的なこと、学術的なことまで、バランスよく網羅されています。 翻訳の提案のために、下訳した目次の項目をせっかくなので公開します。一番難しかったのはタイトルのThis is Service Design Thinkingをどう訳すか。著者たちも本文のなかでわざわざ説明しているくらいのタイトルです。いきなりの難題です。私の訳は・・・、仕方なくこうなりました。 =====目次===== This is Service Design Thinking. Basic - Tools – Cases これがサービスデザイン思考です。 基礎・ツール・実践  出版社  john Wiley & Sons, Inc. / BIS Publishers, 2010年 著者  Marc Stickdorn, Jacob Schneider 【構成(目次)】 まえがき、本文全七章、付録、著者について、参考図書一覧、索引        【概要】 目次 イントロダクション まえがき   ・サービスデザイン思考の教科書をめざして   ・本書の構成 基礎、ツール、実践について デザインを超えたデザイン これまでとは違う教科書づくりの方法   ・動機(モチベーション)とインスピレーション   ・経験(エクスペリエンス)と期待(エクスペクテーション)   ・アイデアとコンセプト   ・少し変な書名について クラウドソーシング・マップ  〈サービスデザインに関する情報を提供しているリンク集を紹介〉 この本の使い方  ・青い付箋は基礎、緑の付箋は手法、黄色い付箋は実践 サービスデザインとは何か? 基礎 定義集:超領域的手法としてのサービスデザイン   ・サービスデザインの定義 学術編 ・サービスデザインの定義 エ...

リーンとサービスデザインの違い

イギリスの サービスデザイン会社Snookの記事 を読みました。Snookは、This is Service Design Thinkingという教科書にも大きく取り上げられている、公共サービス改革を行うサービスデザイン会社です。 LEAN and Service Design. Understanding the differences. この記事では、リーンイノベーションとサービスデザインの違いについて述べつつ、参加型、共創型のサービスデザインの利点について語っています。 Service Design focuses on designing for experience, emphasising the involvement of the service user in co-designing the service. A service design approach is built on the generation of a deep and holistic understanding of the service user experience, uncovering the ‘touchpoints’ or points of emotional connection (both delight and despair) with a service. サービスデザインは、経験や参加、共創を重視し、ホーリスティック(全体的)なアプローチでサービスを考えます。簡単にまとめるとリーンは、無駄を省き、効率化をすすめる変化をもたらすのに使え、サービスデザインは、根本的な課題や行き詰った課題に参加型に使えるというまとめです。Snookは公共サービス分野での仕事を多くしているので、公共分野こそサービスデザインが使えるという書き方もしています。(もちろん、サービスデザインが活用できるのはその分野だけではないですが) 建築のたとえも使いながら、簡潔にまとめている良記事です。 

映像かストーリーか

ビデオプロトタイピングのセッションがおわりました。つくっている最中は、つくるのに精いっぱいですが、振り返ってみるといろんなことに気づきます。それは、他のチームの作品をみたり、お互いのフィードバックがあったからでもあります。 自分のチームの作品に限って言えば、もっと寄り(close-up)のカットがあっても良かったなと思いました。写真を撮る時もそうですが、ついつい全体を写す写真に意識がいってしまいますが、効果的なクローズアップがあると、感情に訴えることができます。やりすぎは禁物ですが、映像を見ている人は、引きのカットをみていれば、寄りのカットをみたくなるものです。そうした欲望のコントロールと、伝えたいストーリーが交差するポイントをうまく作ることができれば、「そういうことか」という理解と、「いい感じだね」という感情を引き出し、共感につながっていくのだと思います。ある意味、映像って怖いですね。 理解と共感を得られるカットがあれば、時間も節約できます。5秒とか10秒とかで、コンセプトを理解してもらえれば、あとは詳細に入っていけます。そのためにも、文脈の設定が大事になっていきます。考えたアイデアを伝えるのに最も効果的な場面はどういうものなのか、誰がでてくるのか、何が起こるのか。そういうことを、ビデオの映像素材をつくる前に、考えてストーリーボードをつくりこみます。 僕らのチームも、ふりかえればストーリーボードがほとんど唯一の羅針盤だったと思います。途中、デザインの作業が多くなってからより詳しく書き直したストーリーボードが、時間との闘いのなかで、なんとか作品を仕上げるために、思った以上に役に立ったと思います。 全体の講評で議論されたのは、映像表現とコンセプトのバランス。映像表現に懲って、フィデリティ(ホンモノらしさ)を高くすることで、映像を見る人に、より実際に近いイメージを持ってもらえます。しかし、そこに時間を奪われてストーリーを伝えたり、サービスの説明をすることがおろそかになってしまったら意味がないということです。 なので、目的や時間によってはハイフィデリティを目指すことはもちろん良いことなのですが、コンセプトやストーリーが失われないように、そこにも時間がかけられるように、バランスをとっていくことが大切です。 全チーム、居残り編集作業 全体の...